国家試験に合格された卒業生の声

短期課程 卒業生 Mさん(50歳/女性)

私は昨年7月から勉強を始めました。皆さん同様だと思いますが、仕事や家事をしながらだと時間に余裕が全くありませんから、最初からポイントを絞った勉強を心掛けました。
勉強時間は朝30分間、夜1時間が基本です。なかなか計画通りにいかず、特に夜は途中で眠ってしまうことも数知れず。短時間でも朝の方が効率よく進みました。
使ったのはワークブックをメインに、過去問・模擬試験問題集です。暗記物の小冊子も効果が髙いと思いますが、私は単語帳に自分で大切だと思う年号や人名と関連用語を記入して、空き時間を有効に使って覚えました。手順はワークブックを一通り読んだら過去問や模擬試験に取り組む、間違った問題についてはワークブックで確認する…というのを何度も何度も繰り返しました。何度もやっていると大切な項目や試験の傾向が何となくわかってきました。それと共に自分の得意・苦手な分野もだんだんわかってきました。
あとはスクーリングの時にいただいた各教科の問題も何度も繰り返しました。e‐ラーニングは力試しには利用しましたが、解説部分をゆっくり読まなかったので、活用しきれなかったのが反省点です。
苦労したのは年々下降線をたどる記憶力に困ったことでしょうか。若い時の何倍も努力が必要だと感じました。
   
最後に私なりの学習ポイントをまとめてみます。
1:短時間でも集中してみる。私の場合は朝の30分は学習効果がたかかったです。
2:週1ペースで学習しない日を作る。気分転換は思い切り良く。
3:可能なら模試は在宅ではなく、会場で受験。時間配分の練習になる。
4:日本メディカルの先生やスタッフさんにどんどん質問や相談をする。安心感が増す。

受験生の皆さんのご健闘をお祈りしています。

短期課程 卒業生 Nさん(37歳/女性)

試験勉強は、実習が終わった11月ごろから本格的に始めました。 たくさんの教科があるので、各教科の要点を抑えるために、まずは10月に受けた模擬試験の問題の見直しを行いました。 とくに解説には、問題を解くヒントや間違いやすい語句が詳しく書いてあり、教科書をまんべんなく読むよりも要点を抑えやすく、自分の理解度も知ることができました。 その後、過去問と一問一答の問題集を解き、問題に慣れるようにしました。
毎日、少なくても30分は時間をつくるようにし、仕事終わりで職場の空いている部屋をかしてもらい、問題集を解くこともありました。 年明けにはメディカルの仲間4人で集まり、分からないところやポイントの確認をしました。それぞれに勉強の仕方が違っていたり、持っている問題集や資料も違うので、 意見交換や情報交換ができ、新鮮でしたし、皆も頑張っていると刺激を受けました。
もう少し時間があれば、ワークブック等しっかりと読み込むことができたと思いますが、そこまでの余裕はありませんでした。 試験当日は絶対大丈夫という気持ちで、問題をよく読み、集中する事を意識するようにしましたが、かなりのケアレスミスがありました。
何とか合格ができて、今は達成感と、支えてくれた同僚や家族への感謝の気持ちでいっぱいです。 すぐにPSWとして働く予定はありませんが、今の職場でもこの経験や知識は活かせるので、支えてくれた同僚たちに還元していければと思っています。
通信課程での資格の為の勉強は、もっと孤独なものかと思っていましたが、実習やスクーリングを通じてであった仲間と新たに繋がりを持つこともでき、資格だけでなく色々なものを得ることができた1年でした。